LaLa応募者全員サービス オリジナルドラマCD「ハートビート★ドラマCD」感想


2005年のLaLa十一月号と十二月号あたりを買うと応募してもらえたドラマCDです。約一時間収録。
半分近くは昔のドラマCDのダイジェストですが、柚木黒発覚編を目玉に、色々収録されて700円。なんとお得!
いの一番に応募して新年をこれ聞いて過ごした方はもちろんですが、
入手しそこねた!だけど内容は気になる!という方のためにもなるべく詳しく書いてみます(笑)

というわけで感想を。


Track 1・2 メインドラマ「アダージォ」
た、高木礼子さんの香穂ちゃん聞いたの久しぶり――!というのが最初の感想でした(笑)
前聞いたのがこれと同じLaLa全プレの合宿編の時で初めてだったんだから二回目ですか。
高木さんの声色と演技は、漫画版の香穂子のイメージにぴったりなのでホント嬉しいです。

「唐突な質問だが…いつからヴァイオリンを?」
本当に唐突に質問する月森にぎくっとして予鈴を理由に逃げる香穂子や、
放課後に火原と会ってお兄ちゃんのプレゼント探しに行くところも原作通りです。
(去年欲しい物があってちょうど火原の誕生日前だったから兄に買ってもらってそのお返しをしないといけないらしい)
しかし、火原と香穂子の二人で会話してたはずが、
火原「うわ〜!日野ちゃんオススメの雑貨屋さんだけあって色んなもの置いてあるねー!」
柚木「うん、僕は、こういう店に入るのは初めてだよ」
いつのまに現れた柚木。
いや柚木もいるのは原作通りなんですが、なんか唐突に沸いて出たみたいな演出だったからびっくりした(笑)

さて、翌日の屋上。おおお柚木の"暗くて…深くて…"な「アダージォ」!(CD見たらこう書いてあったけど何で小さい「ォ」?)
やっぱり曲がついてるのっていいですね。コルダにドラマCDというのは本当合っている。
そして豹変。
うわ!ななななんか
「ここから別の人に変わりました」っていうくらい低くなってる。恐るべし岸尾さん。
ちなみにこの後、放心状態の香穂子に金やんが声をかけるという設定に変わってます。
次の日柚木のことを相談しかけて邪魔される相手も金やん(笑)

アンケート騒ぎは、原作よりボリュームアップしてお送りしております。
通りがかった火原の「はれ?」がカワイイ。
志水がぶつかった後、本語りをして微笑むのもカワイイ。
月森がこっそり冒頭のヴァイオリンの件を謝ってくれるのもカワイイ。
土浦とのほのぼの会話もカワイイ。
アンケート箱下げてハチマキ巻かせて「そういう格好も可愛いよ」と絶妙の声色で言う柚木だけ可愛くない(笑)

ご期待の保健室シーンは、
音声だけだからこそのエロさがありました。

「――わかってるなら、無防備にベッドに座っていいの?俺は、こうやって肩を押して」
「っ…!(ベッドに倒れ込む音)」
「お前を押さえつけたりするとか、考えなかった?」
「いやっ!柚木先輩!(衣擦れの音)」


ほら、
今何をした!?という感じじゃないですか?絵がないって変な想像の幅を広げる。
どうでもいいけど素直に
「押し倒す」という表現を使わないでいかにもCDドラマらしいまわりくどい言い方する柚木。
(でもここでそんなワード出したら確実に何かに引っかかる)

負けるもんかーっ!の叫びを聞いた後の柚木のセリフも加えられてました。
「…威勢がいいな。これから、少しは楽しめそうだ」
カンペキ悪役な柚木のこのセリフで、メインドラマはおしまい。



Track 3・4 ダイジェストドラマ「微風のスケルツォ」「木漏れ日のソナタ」
ダイジェストと言いつつ、両方とも15分くらいはあるので結構内容はわかります。
まぁ持ってる人にはいらないっちゃいらないですが、今回聞いてて何だか懐かしかった。

月森「情動的な演奏だな」
土浦
「(…感情的すぎるってか…)」

月森「冷静さを持たねば音の調和が取れない。それは演奏の前提だと思うが?」
土浦
「(…ああ、わかってるさ。だがな…調和調和ってうるせえんだよ)」

月森「人に嫌われない音楽は必要だと思うが?」
土浦「(俺のピアノはくどくて好みが分かれるとでも言いたいのか…)」

何度聞いても、土浦の
被害妄想三連発は笑えます。月森に対する嫌味トークも物凄い。
ゲーム・漫画・他のドラマCDを通して、
もっとも土浦の精神状態がやばいのはこのCDでしょう(笑)
そんな「微風のスケルツォ」「木漏れ日のソナタ」、コーエーから絶賛発売中!(宣伝)



Track 5〜9 コルダvラブセリフコンクール
LaLa誌上で募集した人気セリフを集めてみました、というトラック。
会話以外、前後の流れもクソもないので浸るヒマもなくさらりと終わりますが、でも声がつくとやっぱりいいですね。
収録されてるセリフは以下の通り。

……しかしセリフとセリフの間に入る
「キラリラリ〜ン★」というSEがどうにも気になる……。
あれは何だ、
ファータでも出入りしてるのか。

〜月森〜
「君の指は、ヴァイオリンを弾く指だろう」

「日野……もういい。 …ご迷惑をおかけしました」


〜月森VS土浦(合宿編の寝室シーン)〜
「違わないのか?」
「――今ので完全に決心がついた。感謝するぜ月森」

〜土浦〜
「なんてな。気にするなよ。お前のせいじゃない」

「伴奏なら、ここにいる」

〜志水〜
「…あ。今、とてもおいしいものを食べていた気がするのですが、考えごとをしていたので…どれを食べたのか…」

〜土浦&志水(志水主役回での図書室)〜
「いいな…僕も大きくなりたいです」
「は?」

〜火原〜
「そんなに難しい顔しちゃダメだよ、日野ちゃん。
 せっかくこんなに楽しくてカワイイ曲なんだから、自分がもっと楽しまなくちゃ」

〜火原&柚木(柚木にからかわれる火原)〜

「本当に、火原は日野さんがお気に入りなんだね」
「……からかうなよ」

〜柚木〜
「おやおや。お粗末な点数だね。馬鹿は嫌いだよ、俺」

「…うるさいなぁ。楽しませてくれないわけ?」


………このセリフで終わってるのってどうなんだ。



Track 10 別れの曲
第一セレクションで土浦と香穂子が弾いたヴァイオリンとピアノによる「別れの曲」。
通常のピアノ・ヴァージョンは土浦のを聞けますが、
ヴァイオリンメインの演奏って気になってたのでこういう機会に聞けて良かったです。
最初の方はやっぱり別れを感じさせる悲しい雰囲気ですが、中盤にさしかかるあたりから
香穂子の言う、終わりの後に続く新たなはじまりをちょっと感じられました。

そのうち第二セレクションでやった「愛の喜び」や、これから香穂子が弾く曲も
こうやってコルダ・ヴァージョンで聞けたら嬉しいですね。



Track11 フリートーク
「しゅうろっくぅ!オツカレサマでしたァッ!」
深夜二時らしく、テンションの高い皆様(というか岸尾さん)
相変わらずのコルダアクターズが、一人ずつ自己紹介と、
"あなたの演じるキャラクターにこんな意外な一面があったら"に答えてくれます。
個人的には伊藤さんの答えてくれた「意外と文系でこっそり恋愛小説とか書いてる土浦」が一番怖いと思いました(笑)

それから声優さんと言えば、ブックレットに載っている岸尾さんの"今回の柚木へのコメント"、
「いろいろ悩みがあるようですネ。一度お医者様にみてもらいましょうか」がナイスでした(笑)
そうですね、絶対みてもらった方がいいですねあのやばい人。
まぁ柚木に一番効果あるお医者様は香穂子だと思いますが。(そこ、さりげなく柚香発言をしない)


というわけで、「ハートビート★ドラマCD」の感想でした。
ちゃんと販売してるCDではありませんが、なかなか楽しく聞かせていただきました。
岸尾さんお疲れ様!

それでは、読んで下さった方ありがとうございました!







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